合併増大号 今月の臨床 性ステロイドホルモン研究の最前線と臨床応用
臨床各論 : 使い方の実際
避妊
澤田 健二郎
1
,
木村 正
1
1大阪大学大学院医学系研究科産科学婦人科学教室
pp.74-82
発行日 2017年1月10日
Published Date 2017/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208935
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
●さまざまな避妊法のなかでも,確実で簡便であり,女性の意思だけで実施可能である,経口避妊薬と子宮内器具が推奨される.
●OC内服により静脈血栓症リスクが高くなること,特に肥満,喫煙,高血圧,高齢女性へのOCはそのリスクを上げることに留意する.
●緊急避妊法の第一選択はレボノルゲストレル緊急避妊ピルであるが,今後も継続的な避妊を希望する経産婦の場合は,Cu-IUDもよい避妊法である.
Copyright © 2017, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.