特集 産婦人科診療decision makingのためのMRI・CT
Ⅵ.胎盤・妊娠関連
1)異所性妊娠の画像診断
園山 康之
1
,
麻谷 美奈
1
,
佐藤 卓
2
,
青山 英史
2
Y. Sonoyama
1
,
M. Asatani
1
,
S. Sato
2
,
H. Aoyama
2
1新潟県立がんセンター新潟病院
2新潟大学医学部放射線医学教室
pp.926-933
発行日 2019年6月30日
Published Date 2019/6/30
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000000945
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患者設定 ① 30歳台,10週間の無月経。妊娠反応陽性,突然の下腹部痛で来院。超音波にて子宮内に胎囊を認めず,左卵管留血腫,ダグラス窩にエコーフリースペースを認める。卵管妊娠が画像上明らかであれば,緊急手術を行う方針とした。どのように画像診断するか? ② 30歳台,骨盤内感染症の既往あり。尿中hCG 23,000IU/l。経腟超音波にて右卵管角部付近に胎児心拍を伴う胎囊を認める。間質部妊娠であれば手術を行う方針とした。どのように画像診断するか?
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