特集 産婦人科診療decision makingのためのMRI・CT
Ⅲ.子宮の良性疾患および悪性腫瘍との鑑別診断
1)子宮内膜の生理的な変化と内膜ポリープなどの腫瘤性病変との鑑別診断
舌野 富貴
1
,
樋本 祐紀
2
,
木戸 晶
3
,
梅岡 成章
2
F. Shitano
1
,
Y. Himoto
2
,
A. Kido
3
,
S. Umeoka
2
1大阪赤十字病院放射線診断科
2日本赤十字社和歌山医療センター放射線診断科
3京都大学医学部附属病院放射線診断科
pp.816-823
発行日 2019年6月30日
Published Date 2019/6/30
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000000927
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患者設定 35歳の不妊症患者に,子宮筋腫核出術を予定している。術前精査目的に施行した単純MRIのT2強調像で子宮内膜の信号不均一を認めた。経腟超音波検査では異常所見を認めない。子宮内膜病変を疑って,子宮鏡検査を行うべきか?
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