特集 産婦人科医に役立つ資格
6.婦人科腫瘍専門医・がん治療認定医
黒田 高史
1
,
茂木 真
1
,
岡本 愛光
1
T. Kuroda
1
,
M. Motegi
1
,
A. Okamoto
1
1東京慈恵会医科大学産婦人科学講座
pp.35-38
発行日 2019年1月1日
Published Date 2019/1/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000000729
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がん治療認定医は初期研修終了後2年間以上の臨床経験,学術・研究業績,緩和ケア研修会の修了などの基準をクリアし,試験合格後に認定される広く腫瘍学に精通した資格である。また,婦人科腫瘍専門医はがん治療認定医の資格を有し,産婦人科専門医取得後3年以上の修練,学術・研究業績の基準に到達し,試験合格後に認められる婦人科腫瘍のスペシャリストである。婦人科腫瘍の取り巻く環境の変化は著しく,幅広く深い知識,技術が求められる。これらの資格は時代のニーズに即すように綿密にプログラムされており,資格を得るまでの研修を受けることで知識,技術ともに飛躍的に向上し,婦人科腫瘍領域の健康管理,増進へつながっている。
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