経験
小児腟内異物の6歳女児例と多職種の連携について
深野 優帆
1
,
森山 陽子
1
,
須藤 真奈実
1
,
杉田 恵美
1
,
金澤 正樹
1
1千葉市立海浜病院小児科
pp.641-644
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003921
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小児期の腟内異物は臨床上まれに遭遇するが,対応に関する明確な指針はない.しかし,性的虐待も念頭におき,慎重に病歴聴取や身体診察を行い,どのように腟内異物を除去すべきか,どのように社会的介入をすべきか検討する必要がある.今回われわれは,腟内におもちゃの一部を入れたという主訴で来院した6歳女児例を経験した.摘出方法について院内の産婦人科や家族支援チーム(児童虐待対応,家庭内事故防止,特定妊婦対応等の活動を行う多職種チーム)と検討し,全身麻酔下に異物摘出を行った.本人の特性による家族の困りごとに対し,院内多職種や地域が介入することで家族の支援につながり,多職種連携の大切さを再認識したため報告する.

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