特集 小児診療ガイドラインのダイジェスト解説 & プログレス2025
腎・泌尿器
38 夜尿症
-夜尿症診療ガイドライン2021
内藤 泰行
1
1京都府立医科大学泌尿器科
pp.1486-1492
発行日 2025年12月1日
Published Date 2025/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003690
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『夜尿症診療ガイドライン2021』の特徴は,夜尿症のみの単一症候性夜尿(図1)と下部尿路症状(表)を伴う夜尿症の非単一症候性夜尿(図2)に分けて診療アルゴリズムが示したことにある1).正常幼児では昼間の尿禁制が獲得されてから夜間の尿禁制が獲得されること2),昼間の下部尿路症状に対する治療が夜尿症の改善にもよい影響を与えると考えられること,さらに昼間の症状のほうが患者の生活に与える影響が大きいのではないかと考えられることから,非単一症候性夜尿症ではまずその昼間の症状に取り組むことが推奨されている1).非単一症候性夜尿症の昼間の下部尿路症状の治療法についてはガイドライン2021の非単一症候性夜尿症のアルゴリズムに従って行い,その治療が落ち着けば夜尿そのものの治療に単一症候性夜尿症の診療アルゴリズムに従って治療を進める.

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