目で見る小児科
14歳男児の腹部超音波検査で認められた胆嚢腺筋腫症
本山 治
1
,
金村 英秋
1
1東邦大学医療センター佐倉病院小児科
pp.629-630
発行日 2024年7月1日
Published Date 2024/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003073
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現病歴:1年前から食後の心窩部痛が生じた.腹痛は脂肪摂取時に限らず,大量の食事摂取後に多く,曖気で改善する.嘔吐,下痢,便秘や体重減少はない.前医の腹部超音波検査で胆嚢壁肥厚を指摘され,学校の小児生活習慣病予防検診でγ–GTP 21U/L(基準値<20U/L)の報告があった.
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