症例
非典型的な症状を呈した花粉果物アレルギー(PFAS)の2症例
宇野 浩史
1
,
関本 員裕
1
,
占部 智子
1
,
喜多村 哲朗
1
1日本鋼管福山病院小児科
キーワード:
花粉果物アレルギー
,
豆乳アレルギー
,
Glym4
,
ビワアレルギー
Keyword:
花粉果物アレルギー
,
豆乳アレルギー
,
Glym4
,
ビワアレルギー
pp.449-451
発行日 2018年4月1日
Published Date 2018/4/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000000408
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近年の花粉症患者の増加とともに,花粉果物アレルギー症候群(pollen food allergy syndrome:PFAS)も注目されている.PFASは果物アレルゲンと花粉アレルゲンの間に生じる免疫グロブリンE(immunoglobulin E:IgE)の交差反応によるもので,一般的には症状の多くは軽度で,口腔咽頭症状に限定する1).今回われわれはPFASとしては非典型的な症状で発症した2症例を経験したので報告する.
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