症例
肝臓・腎臓に多発性結節を呈したB前駆性急性リンパ性白血病の1例
横山 宏司
1
,
水野 真介
1
,
堀 六希
1
,
額田 貴之
1
,
深尾 大輔
1
,
池田 由香
1
,
原 茂登
1
,
濱畑 啓梧
1
,
吉田 晃
1
1日本赤十字社和歌山医療センター小児科部
キーワード:
急性白血病
,
診断
,
MRI 検査
Keyword:
急性白血病
,
診断
,
MRI 検査
pp.825-827
発行日 2017年8月1日
Published Date 2017/8/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000000094
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小児期に肝臓・腎臓に多発性の結節を呈する疾病として感染症・悪性疾患が挙げられる.悪性疾患においては結節性の病変の場合,悪性リンパ腫や転移性腫瘍が原因であることが多い.われわれは発熱を主訴に受診,肝臓・腎臓に多発性結節を呈した前駆B 細胞急性リンパ性白血病の1 症例を経験した.診断の過程ならびに管理の方法を中心に報告を行う.
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