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人生100年時代と整形外科
米倉 暁彦
1
Akihiko YONEKURA
1
1長崎大学病院,スポーツ医学診療センター
pp.1007-1007
発行日 2026年8月1日
Published Date 2026/8/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003902
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「人生100年時代」という言葉を耳にする機会が増えました。これは単に長生きする人が増えたという話ではなく,社会のあり方そのものが変わり始めていることを示す言葉だと思います。これまでの「学ぶ→働く→引退する」という三段階の人生は次第に現実と合わなくなり,学び直しや働き方の変化を繰り返す,多段階の人生へ移りつつあります。そこで重要になるのは寿命の長さより,「活動できる時間」がどれだけ保たれるかです。そしてその中心にあるのが運動器です。心肺機能や代謝機能が保たれ,認知機能に問題がなくても,歩行能力を失えば生活の自由度は大きく制限されます。人生100年時代とは,「動ける期間をいかに維持するか」という時代であり,整形外科が関わる意味はこれまで以上に大きくなっていると感じます。
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