特集 転倒予防最前線
扉
武藤 芳照
pp.848-848
発行日 2025年7月1日
Published Date 2025/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003464
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「こ」:厚生省(現・厚生労働省)長寿科学総合研究事業の研究班(班長:杉岡洋一 九州大学整形外科学教授[当時])の一員として行った島根県と長野県での運動器疾患に関する疫学調査の成果の一つとして,「転倒は生活習慣病の一つ」という見解が示され,それを根拠として,わが国初の「転倒予防教室」を東京厚生年金病院(現・JCHO東京新宿メディカルセンター)内に立ち上げた(1997年)。その活動実績を基盤に,転倒予防医学研究会が設立され(2004年),次いで日本転倒予防学会に進化・発展し(2014年),無事20周年を迎えることができた(2024年)。

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