Japanese
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経験
内側支柱サポーターは足関節内反捻挫の治療に有用である
Medial stay supporters are useful for treating ankle varus sprains
福田 博司
1
,
渡邉 優斗
1
Hiroji FUKUTA
1
1ふく田整形外科
キーワード:
Ankle varus sprain
,
Supporter
,
Medial stay
Keyword:
Ankle varus sprain
,
Supporter
,
Medial stay
pp.219-224
発行日 2023年2月1日
Published Date 2023/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000002463
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要旨:2018年6月から2020年5月に足関節内反捻挫で当院を受診した患者49例(男性26例,女性23,平均年齢27.3±19.9歳)に対して,当院で開発した内側支柱サポーター(MSS)で治療を行った。診療録をもとに後ろ向き調査を行ったところ,MSS単独あるいは先行するギプス固定などを併用することにより,平均5.8週間の固定で,全例が受傷後平均8.1週で運動等完全復帰,1~2年の経過観察中に1例を除いて再発を認めなかった。次に,MSS固定単独で治療を行った31例を対象に,患者に従来のベルト付き軟性サポーターとMSSを比較させたところ,「固定力」に関して全例がMSSの方が優っていると評価した。「動きやすさ」に関しても16例がMSSの方が優っていると評価し,7例が同等と評価した。
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