Japanese
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特集 運動器のバイオメカニクス―Cutting Edge 2021:新しい解析手法と知見
Ⅱ.運動解析
多方向カメラシステムによる動作分析
Motion analysis with the multi-directional photographic system
西野 勝敏
1
,
古賀 寛
2
,
田中 正栄
1
,
鈴木 秀知
3
,
山本 智章
4
,
大森 豪
5
Katsutoshi NISHINO
1
,
Hiroshi KOGA
2
,
Hidetomo SUZUKI
3
,
Noriaki YAMAMOTO
4
,
Go OMORI
5
1新潟県健康づくり・スポーツ医科学センター
2新潟大学大学院医歯学総合研究科,整形外科学分野
3桜美林大学,健康福祉学群
4新潟リハビリテーション病院
5新潟医療福祉大学健康科学部,健康スポーツ学科
キーワード:
Photography
,
Multi-direction
,
Motion analysis
Keyword:
Photography
,
Multi-direction
,
Motion analysis
pp.521-527
発行日 2021年4月30日
Published Date 2021/4/30
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000001706
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要旨:多方向カメラシステムとはヒトやモノの動作を三次元化する方法であるが,これを様々な状況で十分に活用するためには,その長所と短所を把握しておく必要がある。そこで,動作を定量化したい医療従事者等を対象に多方向カメラシステムの長所と短所を示し,さらに筆者らの活用例を紹介する。多方向カメラシステムは短所がクローズアップされやすいが,知りたい情報を得るために長所を最大限に活用できれば,労力を注ぐ価値がある。多方向カメラシステムは全身の動作を過不足なく撮影できることが最大の長所であり,これが動作メカニズムの解明に役立つ可能性がある。
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