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特集 整形外科診療におけるエコー入門—さあ使ってみよう超音波
エコーの機種の選定方法
How to select the ultrasonograph
宮武 和馬
1
,
藤澤 隆弘
1
,
大歳 晃生
1
,
稲葉 裕
1
Kazuma MIYATAKE
1
1横浜市立大学附属病院,整形外科
キーワード:
Ultrasonograph
,
Selection
,
Innovation
Keyword:
Ultrasonograph
,
Selection
,
Innovation
pp.1261-1266
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000001445
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要旨:整形外科診療に超音波診断装置(エコー)を導入すると決まれば,まず初めに行うことは機器の選定である。エコーの選定は,目的,予算によって変わってくる。現場に持っていきたい場合はなるべく小さい機器を選定する。タブレット型のエコーも出てきており,リュックの中に入れてパソコンと一緒に持ち運ぶこともできる。このような機器の場合は安価なものが多い。外来で使用するためには,中型のエコーが求められる。外来に置いても邪魔にならず,さらには注射の際に簡単に移動できることが重要である。研究などに対してはできるだけ高画質であり,様々な機能が必要になってくる。いわゆる検査室で使用しているエコーである。血流評価に関してはSMI,DFIなどが注目されている。またMRIなどと同期させるFusionや,3D画像構築なども今後注目される機能である。置かれている環境を考慮して,それぞれエコーを選定するのがよいと考える。
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