連載
今月の症例
小山 雅司
1
1静岡県立こども病院放射線科
キーワード:
ランゲルハンス細胞組織球症
,
動脈瘤様骨嚢腫
,
液面形成
Keyword:
ランゲルハンス細胞組織球症
,
動脈瘤様骨嚢腫
,
液面形成
pp.1201-1203
発行日 2019年8月10日
Published Date 2019/8/10
DOI https://doi.org/10.18888/rp.0000000986
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
画像所見 単純CT(図1):左側頭部に55mm大,頭蓋骨と広基性に接する半球状腫瘤を認める。内部は多房状を呈して房内背側の吸収値が高く,液面を形成している(最大長25mm)(図1A⇨)。接する頭頂骨は溶骨性に破壊され,その程度は内外板で異なる。硬化縁や皮質の菲薄化はなく,骨破壊面に比べて骨との接触面が広い。
Copyright © 2019, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.