症例
特発性食道胃粘膜下血腫に対して動脈塞栓術を施行した1例
川口 直人
1
,
石丸 良広
1
,
村上 忠司
1
,
須賀 義文
2
,
三木 均
1
1愛媛県立中央病院 放射線科
2同 消化器内科
キーワード:
食道胃粘膜下血腫
,
消化管出血
,
動脈塞栓術
Keyword:
食道胃粘膜下血腫
,
消化管出血
,
動脈塞栓術
pp.1173-1177
発行日 2017年9月10日
Published Date 2017/9/10
DOI https://doi.org/10.18888/rp.0000000106
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急性食道胃粘膜下血腫は比較的まれな疾患であり,原因として機械的損傷と特発性損傷に分類される。一般的には予後良好な疾患であるが,繰り返す活動性出血により侵襲的な治療が必要となる場合もある。今回は急性食道胃粘膜下血腫に対して経カテーテル的動脈塞栓術(TAE)を施行し,良好な治療経過を得たので報告する。
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