特集 急性腹症に対する内視鏡外科手術とその適応限界
Ⅱ.各論 8)腸閉塞・腸捻転に対する腹腔鏡手術
山田 岳史
1
,
横山 康行
1
,
高橋 吾郎
1
,
岩井 拓磨
1
,
青木 悠人
1
,
松田 明久
1
1日本医科大学消化器外科
キーワード:
腸閉塞
,
腹腔鏡手術
,
絞扼性腸閉塞
Keyword:
腸閉塞
,
腹腔鏡手術
,
絞扼性腸閉塞
pp.1469-1476
発行日 2026年9月15日
Published Date 2026/9/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000005173
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腸閉塞は,国内外を問わず緊急手術が最も頻繁に行われる疾患の1つである。米国の全国データ解析では,わずか7種類の消化器外科緊急手術が全体の約80%の手術件数,死亡,合併症,医療費を占めており,そのなかに小腸切除や癒着剥離といった腸閉塞関連手術が含まれることが示されている1)。したがって,腸閉塞に対する外科的治療戦略の最適化は,個々の患者の予後改善のみならず,医療経済的観点からも重要な課題である。

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