手術手技
咽頭喉頭食道全摘後の層々吻合胃管を用いた再建法
加藤 文彦
1
,
大山 隆史
2
,
池田 佳史
3
,
増淵 達夫
4
,
板野 理
2
,
篠田 昌宏
1
1国際医療福祉大学三田病院消化器センター
2国際医療福祉大学成田病院消化器外科
3国際医療福祉大学熱海病院外科
4国際医療福祉大学三田病院頭頸部腫瘍センター
キーワード:
食道癌
,
咽頭喉頭食道全摘
,
胃管再建
Keyword:
食道癌
,
咽頭喉頭食道全摘
,
胃管再建
pp.1059-1063
発行日 2023年6月15日
Published Date 2023/6/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003380
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食道癌と頭頸部癌は飲酒や喫煙といった発癌リスクが共通しているため重複癌が多くみられる。とくに下咽頭癌に重複癌が多く,20.4%の同時性,13.8%の異時性食道癌があると報告されている1)。下咽頭癌と胸部食道癌がともに進行癌でみつかった場合や進行頸部食道癌が胸部食道まで進展している場合などは,咽頭喉頭食道全摘が適応となる。
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