手術症例報告
術前肝動脈塞栓術後に完全腹腔鏡下肝切除を施行した巨大肝血管腫の2症例
後藤 邦仁
1
,
野田 剛広
1
,
小林 省吾
1
,
秋田 裕史
1
,
土岐 祐一郎
1
,
江口 英利
1
1大阪大学大学院医学系研究科外科学講座消化器外科学
キーワード:
肝血管腫
,
腹腔鏡下肝切除
,
肝動脈塞栓術
Keyword:
肝血管腫
,
腹腔鏡下肝切除
,
肝動脈塞栓術
pp.1061-1066
発行日 2021年5月15日
Published Date 2021/5/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002258
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巨大肝血管腫に対する腹腔鏡手術は術中出血のリスクが高く,また,ワーキングスペースが高度に制限されるため,難度が高いとされている1,2)。今回,肝動脈塞栓術(transcatheter arterial chemoembolization;TAE)後に完全腹腔鏡下肝切除を施行した巨大肝血管腫の2症例を経験したので報告する。
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