手術症例報告
術中ICG蛍光法を用いた血流評価により腸管切除範囲を決定した非閉塞性腸間膜虚血症の1例
与儀 憲和
1
,
林 達也
1
,
大塚 英男
1
,
東原 琢
1
,
佐々木 隆義
1
,
森田 泰弘
1
1東京都立多摩総合医療センター外科
キーワード:
非閉塞性腸間膜虚血症
,
NOMI
,
ICG蛍光法
Keyword:
非閉塞性腸間膜虚血症
,
NOMI
,
ICG蛍光法
pp.1271-1276
発行日 2020年7月15日
Published Date 2020/7/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001797
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非閉塞性腸間膜虚血症(non-occlusive mesenteric ischemia;NOMI)は腸間膜血管に器質的閉塞が存在しないにもかかわらず,腸管虚血や壊死を生じる疾患であり,広範な腸管壊死を伴い致死的となることもある。また,腸管虚血が非連続性,分節状に発生するため,肉眼的に腸管切除範囲を決定することが困難である場合も少なくない。
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