特集 消化器外科手術の論点2020 誌上ディベートと手術手技
胃外科 8 胃全摘後の食道空腸吻合 サーキュラーステープラーの立場から 経口アンビルを用いた食道空腸吻合
山内 卓
1
,
福永 哲
1
,
岡 伸一
1
,
折田 創
1
,
加治 早苗
1
,
夕部 由規謙
1
1順天堂大学医学部附属順天堂医院消化器・低侵襲外科
キーワード:
胃全摘
,
食道空腸吻合
,
サーキュラーステープラー
Keyword:
胃全摘
,
食道空腸吻合
,
サーキュラーステープラー
pp.504-509
発行日 2020年3月31日
Published Date 2020/3/31
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001625
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腹腔鏡下胃全摘後の再建は,視野展開や手技が煩雑なため,難度が高い。また,縫合不全や縫合部狭窄等の合併症回避のため,簡便かつ安全で精度の高い吻合手技の確立が必要である。われわれは食道空腸吻合における経口的アンビル挿入法を2000年に初めて導入し,改良を加えながら,その有用性を報告してきた1,2)。
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