手術症例報告
遅発性外傷性横隔膜ヘルニア嵌頓に対し,腹腔鏡下嵌頓解除・小開腹下胃部分切除を施行し得た1例
桜井 博仁
1
,
三宅 大
1
,
濵﨑 俊輔
1
,
阿部 真也
1
,
田村 徳康
1
,
梅谷 直亨
1
1河北総合病院外科
キーワード:
外傷性横隔膜ヘルニア
,
遅発性
,
腹腔鏡手術
Keyword:
外傷性横隔膜ヘルニア
,
遅発性
,
腹腔鏡手術
pp.97-101
発行日 2020年1月15日
Published Date 2020/1/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001515
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外傷性横隔膜ヘルニアは,胸腹部外傷に起因するまれな疾患である。多くは外傷直後の急性期に発症するが,今回われわれは刺傷後約3年を経て,嵌頓にて発症した遅発性横隔膜ヘルニアに対し,腹腔鏡下に嵌頓を解除し,胃切除術を行った1例を経験したので報告する。
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