手術症例報告
腹腔鏡下および開胸下に修復した外傷性左横隔膜ヘルニアの1例
小西 啓夫
1
,
上西 基弘
1
,
相馬 祐人
1
,
廣間 文彦
1
,
清水 聡
1
,
飯田 茂晴
2
1新京都南病院外科
2新京都南病院放射線科
キーワード:
外傷性横隔膜ヘルニア
,
腹腔鏡手術
,
開胸術
Keyword:
外傷性横隔膜ヘルニア
,
腹腔鏡手術
,
開胸術
pp.1885-1889
発行日 2021年11月15日
Published Date 2021/11/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002507
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外傷性横隔膜ヘルニアは胸腹部の鈍的外傷が主な原因となる疾患であり,その発生頻度は低い。治療は横隔膜損傷部を閉鎖する外科的修復術が必須であるが,手術治療において重要なのは症例ごとの病態に応じた適切な手術のアプローチを選択することである。今回,われわれは,外傷性左横隔膜ヘルニアに対し腹腔鏡手術での治療を試みたが,開胸術が必要となった症例を経験したので報告する。
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