特集 いまだからこそ見直される乳房温存手術
乳房全摘＋再建がもたらす功罪と見直される乳房温存手術
小川 朋子
1
,
石飛 真人
1
1三重大学医学部附属病院乳腺センター
キーワード：
オンコプラスティックサージャリー
,
volume displacement technique
,
volume replacement technique
Keyword:
オンコプラスティックサージャリー
,
volume displacement technique
,
volume replacement technique
pp.1631-1634
発行日 2019年11月15日
Published Date 2019/11/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001441
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整容性を重視した乳癌手術といえば，以前は乳房温存手術を指していた。温存率を競うような風潮もあり，2010年前後の乳房温存率は約60％（日本乳癌学会，年次乳癌登録集計）となっていたが，2013年に人工物による乳房再建が保険診療で可能となり，2016年には47.3％（日本乳癌学会，年次乳癌登録集計）まで低下した。
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