手術手技
エコーガイド下上腕CVポート造設法と合併症の検討
仁科 麻衣
1
,
村上 千佳
2
,
鍵本 篤志
3
,
重松 英朗
1
,
安井 大介
1
,
尾崎 慎治
1
1呉医療センター・中国がんセンター乳腺外科
2東広島医療センター呼吸器外科
3広島大学原爆放射線医科学研究所腫瘍外科
キーワード:
中心静脈ポート
,
エコーガイド下
,
静注化学療法
Keyword:
中心静脈ポート
,
エコーガイド下
,
静注化学療法
pp.1119-1125
発行日 2019年6月15日
Published Date 2019/6/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001273
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癌治療に対する薬物療法の進歩に伴い,静注化学療法が施行される頻度も高くなっている1,2)。化学療法を行うための血管確保に伴う苦痛や抗癌剤による静脈炎,血管外漏出による重篤な皮膚障害を予防するために,中心静脈ポート〔central venousポート(以下,CVポート)〕の造設は患者にとって有用である。当科では,血管穿刺時の合併症が少なく,簡便な方法であるエコーガイド下での上腕CVポート造設を採用している。
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