特集 腹腔鏡下胃切除後体腔内再建のKnack & Pitfalls
Ⅳ.ロボット支援胃切除術:EndoWrist®ステープラーを用いた体腔内再建
角谷 慎一
1
,
中内 雅也
1
,
菊地 健司
1
,
須田 康一
1
,
稲葉 一樹
1
,
宇山 一朗
1
1藤田医科大学総合消化器外科
キーワード:
ロボット支援胃切除
,
体腔内再建
Keyword:
ロボット支援胃切除
,
体腔内再建
pp.69-76
発行日 2019年1月15日
Published Date 2019/1/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001010
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内視鏡手術支援ロボットda Vinci® Surgical system(Intuitive Surgical社:以下,da Vinci®)は鮮明なハイビジョン3D画像,鉗子の多関節機能,手振れ防止,motion scalingなど従来の内視鏡手術の欠点を補う複数の特徴を有し,より精緻な手術操作を可能としている。当科では2009年に胃癌に対する外科治療にda Vinci®を導入し,da Vinci®の特徴を最大限に活用した精緻なリンパ節郭清手技により,従来型腹腔鏡手術と比較して局所合併症を中心とした術後早期合併症を軽減できる可能性を報告してきた1)。
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