特集 腹腔鏡下膵体尾部切除の手術手技
腹腔鏡下膵体尾部切除の適応と術式選択
高折 恭一
1
,
増井 俊彦
1
,
八木 眞太郎
1
,
長井 和之
1
,
穴澤 貴行
1
,
上本 伸二
1
1京都大学大学院医学研究科外科学講座肝胆膵・移植外科分野
キーワード:
腹腔鏡下膵体尾部腫瘍切除術
,
腹腔鏡下尾側膵切除術
,
LDP
Keyword:
腹腔鏡下膵体尾部腫瘍切除術
,
腹腔鏡下尾側膵切除術
,
LDP
pp.1707-1711
発行日 2018年11月15日
Published Date 2018/11/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000000922
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腹腔鏡下膵体尾部切除(laparoscopic distal pancreatectomy;LDP)は,1990年代前半から北米,欧州,ニュージーランドなどで行われるようになった術式である1)。わが国でも1990年代後半からLDPが散発的に行われるようになった2)。その後,先進医療として行われたLDPは,その安全性を担保することにより,現在では腹腔鏡下膵体尾部腫瘍切除術(K702-2)と診療報酬点数表に記載されるようになった。その実施にあたっては,以下の条件を満たし,所定の届け出を行った施設において行うことが条件となっている。
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