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特集 性感染症
5-フルオロウラシル軟膏が奏効した尖圭コンジローマの1例
Condyloma acuminatum successfully treated with topical 5-fluorouracil ointment
樋口 麻那美
1
,
中野 小百合
1
,
川瀬 正昭
1
Manami HIGUCHI
1
,
Sayuri NAKANO
1
,
Masaaki KAWASE
1
1東京慈恵会医科大学葛飾医療センター,皮膚科(主任:川瀬正昭部長)
キーワード:
5-フルオロウラシル軟膏
,
尖圭コンジローマ
,
ヒト乳頭腫ウイルス
,
性感染症
,
肛門性器疣贅
Keyword:
5-フルオロウラシル軟膏
,
尖圭コンジローマ
,
ヒト乳頭腫ウイルス
,
性感染症
,
肛門性器疣贅
pp.151-153
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005620
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58歳,男性。初診の7カ月前から陰茎にある少数の丘疹に気づいた。徐々に増悪し多発し,近医皮膚科で5%イミキモドクリーム塗布と凍結療法を施行していたが改善に乏しく,当院を紹介受診した。病理組織所見で上皮表層から中層にコイロサイトーシスを認め,尖圭コンジローマと診断した。炭酸ガスレーザーやポドフィリンが無効のため,5-フルオロウラシル軟膏の外用を追加した。治療開始8カ月後に病変は消失した。5-フルオロウラシル軟膏は保険適用外治療になるため副作用などの説明も注意が必要であるが,患者が自宅で行える治療として使用でき副作用も少ないため,難治性の尖圭コンジローマに対する治療法として有用と考えた。

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