臨床講義
毛髪疾患
原田 和俊
1
Kazutoshi HARADA
1
1東京医科大学,皮膚科学分野,主任教授
キーワード:
円形脱毛症
,
瘢痕性脱毛
,
JAK阻害薬
,
デュピルマブ
,
肥満細胞
Keyword:
円形脱毛症
,
瘢痕性脱毛
,
JAK阻害薬
,
デュピルマブ
,
肥満細胞
pp.617-627
発行日 2021年5月1日
Published Date 2021/5/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000002537
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毛髪の喪失や毛量の減少は患者のQOL(生活の質)を著しく低下させる。毛髪疾患の種類は多く,遺伝子異常により発症する先天性脱毛症,自己免疫により発症する円形脱毛症,瘢痕性脱毛症,男性ホルモンが関与する男性型脱毛,心理的・精神的異常により患者自らが抜毛するトリコチロマニアなどが含まれる。
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