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特集 接触皮膚炎のマネージメント
総説
1.接触皮膚炎診療ガイドラインのポイント
1. Key Points of Guidelines for Contact Dermatitis
高山 かおる
1
Kaoru TAKAYAMA
1
1済生会川口総合病院,皮膚科
キーワード:
接触皮膚炎
,
パッチテスト
,
ジャパニーズベースラインシリーズ2015
Keyword:
接触皮膚炎
,
パッチテスト
,
ジャパニーズベースラインシリーズ2015
pp.1767-1771
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000002277
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1.接触皮膚炎診療ガイドラインは2020年に改訂された。
2.接触皮膚炎の病態は①刺激性接触皮膚炎,②アレルギー性接触皮膚炎,③光接触皮膚炎(光毒性接触皮膚炎,光アレルギー性接触皮膚炎),④全身性接触皮膚炎・接触皮膚炎症候群,(付)接触蕁麻疹に分類される。
3.SSCI-Netを通じて行った原因製品の調査では,化粧品・薬用化粧品が54%,医薬品25%と頻度が高かった。
4.JBS2015にはパッチテストパネル®(S)とウルシオール,塩化第二水銀が含まれる。
5.問診や部位からアレルゲンを推定し,パッチテストを用いて原因特定を行い,除去することを診療の基本とする。
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