Clinicolor
小児角層下膿疱症の1例
萩野 哲平
1
,
岡部 杏慈
1
,
岡崎 静
1
,
安齋 眞一
2
,
佐伯 秀久
3
,
神田 奈緒子
1
Teppei HAGINO
1
,
Kyochika OKABE
1
,
Shizuka OKAZAKI
1
,
Shin-Ichi ANSAI
2
,
Hidehisa SAEKI
3
,
Naoko KANDA
1
1日本医科大学千葉北総病院,皮膚科(主任:神田奈緒子部長)
2日本医科大学武蔵小杉病院,皮膚科
3日本医科大学付属病院,皮膚科
pp.1763-1764
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000002275
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現病歴 2歳頃より,左頸部から頭部にかけて,紅暈を伴う膿疱がみられ,近医を受診した。膿疱部からの真菌・細菌培養は陰性で,ステロイド薬外用や抗菌薬内服・外用で治療されていた。ステロイド薬外用で改善する皮疹もあるが,出没を繰り返すため,精査を目的に当科を紹介受診した。その後,近医でステロイド薬外用にて経過観察されていたが,皮疹が全身に拡大したため,半年後に再度当科を受診した。
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