巻頭言
生物学的製剤時代を迎えた乾癬治療について考える
大久保 ゆかり
1
Yukari OKUBO
1
1東京医科大学皮膚科学分野教授
pp.1023-1024
発行日 2018年6月1日
Published Date 2018/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000000805
- 有料閲覧
- 文献概要
私と乾癬との出会いは,およそ30年前にさかのぼる。東京医科大学皮膚科学教室に入局し,出張などを経て帰任した1990年,前主任教授である古賀道之先生から「乾癬と掌蹠膿疱症は皮膚科にとって重要な疾患であるので,専門外来を一緒に立ち上げましょう」とお声がけいただいた。私のほかに3~4人の後輩も一緒に乾癬・掌蹠膿疱症外来のメンバーとなり,古賀先生の陪席をしながら勉強した。
Copyright © 2018, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.