綜説
近視性黄斑部血管新生の臨床最前線
高橋 洋如
1
1東京科学大学 眼科学
キーワード:
強度近視
,
病的近視
,
近視性黄斑症
,
OCT angiography
,
抗VEGF療法
,
網脈絡膜萎縮
Keyword:
強度近視
,
病的近視
,
近視性黄斑症
,
OCT angiography
,
抗VEGF療法
,
網脈絡膜萎縮
pp.37-43
発行日 2026年1月5日
Published Date 2026/1/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000004516
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病的近視の黄斑部血管新生,すなわち近視性黄斑部血管新生(myopic macular neovascularization:以下myopic MNV)は,病的近視患者の約10%に生じ,中心視力障害の主要な原因となる合併症である。Myopic MNVは,加齢黄斑変性症を原因とするMNVよりも活動性が低いことが多く,見逃されることも少なくない。若年発症例が多く,50歳未満のMNVのうち約6割がmyopic MNVであると報告されている。2024(令和6)年に,厚生労働省研究事業の調査研究班によって作成された診療ガイドラインが発表された1)。本稿ではガイドラインに沿った診療の流れと最近の知見を紹介する。

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