特集 強度近視を治療する
3 強度近視の屈折矯正手術
中村 邦彦
1
1たなし中村眼科クリニック(西東京市)
キーワード:
強度近視
,
屈折矯正手術
,
有水晶体眼内レンズ
,
refractive lens exchange (RLE)
,
多焦点眼内レンズ
Keyword:
強度近視
,
屈折矯正手術
,
有水晶体眼内レンズ
,
refractive lens exchange (RLE)
,
多焦点眼内レンズ
pp.781-785
発行日 2018年8月5日
Published Date 2018/8/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000000744
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屈折矯正手術は大きく角膜屈折矯正手術と眼内屈折矯正手術に分かれ,エキシマレーザーによる角膜屈折矯正手術であるlaser in situ keratomileusis(LASIK)は,現在でも屈折矯正手術の中心を担っている。しかし強度近視については,重症なものではkeratoectasia,軽症なものではコントラスト感度低下やグレア・ハローといった問題がLASIKでは生じやすく,選択されなくなってきている。強度近視眼に対する屈折矯正手術としては,眼内屈折矯正手術である有水晶体眼内レンズ(phakic IOL)が国内でも認可されていることもあり現在では第一選択とされている。
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