総説
卵管腫瘍の画像所見
阿保 斉
1
,
水冨 香織
,
高 将司
,
池田 理栄
,
草開 公帆
,
齊藤 順子
,
望月 健太郎
,
出町 洋
,
南 里恵
,
舟本 寛
,
内山 明央
,
石澤 伸
1富山県立中央病院 放射線診断科
キーワード:
奇形腫
,
MRI
,
肉腫
,
卵管腫瘍
,
Fluorodeoxyglucose F18
,
腹部CT
,
WHO分類
,
癌取扱い規約
,
PET-CT検査
Keyword:
Positron Emission Tomography Computed Tomography
,
Fallopian Tube Neoplasms
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Teratoma
,
Sarcoma
,
Fluorodeoxyglucose F18
pp.535-545
発行日 2017年4月10日
Published Date 2017/4/10
DOI https://doi.org/10.18888/J01565.2017221590
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卵管腫瘍は比較的まれな疾患で、その多くは悪性である。特に、原発性卵管癌は卵管腫瘍の代表で、婦人科領域悪性疾患のおよそ0.3%を占めるとされている。卵管腫瘍の中では、上皮性腫瘍がほとんどを占めており、中でも高異型度漿液性癌を主とする悪性上皮性腫瘍の頻度が高い。正常解剖と画像、卵管癌に関する新しい知見、卵管腫瘍の分類、原発性卵管腫瘍、転移性卵管腫瘍について述べた。
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