特集 炎症性病変の画像診断:悪性病変との鑑別を中心に
肝領域 肝非腫瘍性病変の画像診断 悪性病変との鑑別を中心に
赤木 元紀
1
,
中村 優子
,
成田 圭吾
,
本田 有紀子
,
飯田 慎
,
粟井 和夫
1広島大学 放射線診断学
キーワード:
肝炎
,
肝細胞癌
,
肝臓疾患
,
肝膿瘍
,
MRI
,
鑑別診断
,
胆管癌
,
胆管腫瘍
,
肉芽腫-形質細胞
,
Fluorodeoxyglucose F18
,
PET-CT検査
,
肝肉芽腫
,
腹部CT
Keyword:
Positron Emission Tomography Computed Tomography
,
Bile Duct Neoplasms
,
Diagnosis, Differential
,
Hepatitis
,
Granuloma, Plasma Cell
,
Carcinoma, Hepatocellular
,
Liver Diseases
,
Liver Abscess
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Cholangiocarcinoma
,
Fluorodeoxyglucose F18
pp.793-805
発行日 2018年7月26日
Published Date 2018/7/26
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2018285539
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肝領域において、悪性病変と非腫瘍性病変の鑑別が困難な症例に遭遇することはまれではない。特に慢性肝疾患患者では、残肝機能を可能な限り温存するためにも、不要な治療介入は避けられなければならない。本稿では、まず悪性腫瘍との鑑別が必要となる非腫瘍性病変の疾患概念や画像所見、画像上鑑別すべき疾患について概説する。次に筆者らが経験した腫瘍・非腫瘍の鑑別が困難であった症例を提示しながら、両者の鑑別方法に迫る。
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