診療
進行鼻・副鼻腔腫瘍に対する三次元原体照射 21例の臨床的検討
今井 裕樹
1
,
茶谷 正史
,
八木 正之
,
坪井 和生
,
藤原 貫太
,
立本 里香
,
合田 晴一
,
上田 賢
1労働者健康安全機構大阪労災病院 放射線治療科
キーワード:
篩骨洞
,
上顎洞腫瘍
,
生存率
,
副鼻腔腫瘍
,
扁平上皮癌
,
治療成績
,
鼻腔神経芽細胞腫
,
原体照射
,
固定具(放射線医学)
Keyword:
Carcinoma, Squamous Cell
,
Ethmoid Sinus
,
Maxillary Sinus Neoplasms
,
Paranasal Sinus Neoplasms
,
Survival Rate
,
Esthesioneuroblastoma, Olfactory
,
Treatment Outcome
,
Radiotherapy, Conformal
pp.1773-1780
発行日 2016年12月10日
Published Date 2016/12/10
DOI https://doi.org/10.18888/J01565.2017141473
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鼻・副鼻腔原発悪性腫瘍に対して三次元原体照射(3D-CRT)を施行した21例を対象とした。全症例の生存率は2年90.5%、5年84.0%で、無病生存率は2年90.0%、5年83.6%であった。IV期症例の生存率は2年90.5%、5年84.0%で、無病生存率は2年85.7%、5年85.7%であった。非再発生存は14例、リンパ節再発を伴う有病生存1例、原発再発死1例、遠隔転移死1例、他病死4例であった。他病死の内訳は老衰1例、心不全1例、肺癌2例であった。
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