連載 おもしろ 医人 ヒストリー
(第44回)
「Crow-深瀬症候群,高月病からPOEMS症候群へ:免疫と骨病変をめぐる疾患たち」
小橋 由紋子
1
1日本大学病院放射線科
pp.302-303
発行日 2026年3月19日
Published Date 2026/3/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000002476
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この前,POEMS症候群の症例を読影した。身体がだるいという症状で受診し「肝硬変疑い」という臨床情報でCTを撮影した患者であった。CTでは肝脾腫があるように見える,あちこちの骨が白い。患者に聞いてみると足が半年前からしびれている感じがするとのこと。POEMS症候群かなと思い,M蛋白や血液内皮増殖因子(VEGF)をチェックしてもらうと,大当たり!であった。このように画像所見から珍しい疾患の診断に結び付けることができるのが放射線科の醍醐味だと思う。
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