特集 見逃さない 間違えない骨・軟部腫瘍と骨転移
骨転移診療の現在地そして目的地
森岡 秀夫
1
1国立病院機構東京医療センター整形外科・がん治療センター・がん診療支援室
キーワード:
骨転移(bone metastasis)
,
骨転移診療ガイドライン(guidelines for bone metastasis treatment)
,
骨転移キャンサーボード(cancer board for bone metastasis)
Keyword:
骨転移(bone metastasis)
,
骨転移診療ガイドライン(guidelines for bone metastasis treatment)
,
骨転移キャンサーボード(cancer board for bone metastasis)
pp.1244-1250
発行日 2024年12月19日
Published Date 2024/12/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001994
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薬物療法の進歩により,一部のがんでは長期的に進行を制御できる時代に入った。このなかで,がん患者の運動機能を著しく低下させる骨転移に対する診療の重要性が高まっている。『骨転移診療ガイドライン 改訂第2版』では,整形外科的治療介入など,がん患者の機能面に関するCQが多く取り入れられた。今後,整形外科の積極的な介入により,がん患者が運動機能を維持・回復し,本当の意味でQOLを取り戻すアプローチがなされるべきと思われる。
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