特集 骨転移の画像診断
骨転移への集学的アプローチ
伊藤 薫樹
1
,
鈴木 智大
2
,
有賀 久哲
3
1岩手医科大学内科学講座 血液腫瘍内科分野
2岩手医科大学 放射線医学講座
3岩手医科大学 放射線腫瘍学科
キーワード:
骨転移(bone metastasis)
,
多職種アプローチ(multidisciplinary approach)
,
骨関連事象(skeletal-related event)
Keyword:
骨転移(bone metastasis)
,
多職種アプローチ(multidisciplinary approach)
,
骨関連事象(skeletal-related event)
pp.888-893
発行日 2020年8月26日
Published Date 2020/8/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000346
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骨転移は患者の生命予後やQOLを低下させるため,その管理および骨関連事象の合併予防は重要である。予防的治療介入の方針決定には,多職種アプローチが有用である。当院では骨転移画像から高リスク患者を抽出し,カンファレンスにより治療方針を決定している。このアプローチは放射線診断医の負担が大きいが,早期に治療方針を決定できる点で患者利益は大きいものと思われる。
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