特集 上腕骨外側・内側上顆炎—診療の基本と最近の進歩—
上腕骨外側・内側上顆炎に対する体外衝撃波療法
橋本 瑛子
1
1千葉大学大学院医学研究院整形外科学
キーワード:
上腕骨外側・内側上顆炎(lateral and medial epicondylitis)
,
保存治療(conservative therapy)
,
体外衝撃波療法(extracorporeal shock wave therapy;ESWT)
Keyword:
上腕骨外側・内側上顆炎(lateral and medial epicondylitis)
,
保存治療(conservative therapy)
,
体外衝撃波療法(extracorporeal shock wave therapy;ESWT)
pp.809-816
発行日 2024年8月19日
Published Date 2024/8/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001854
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
体外衝撃波療法は,腱付着部症に対する有用な保存療法であり,焦点でエネルギーが最大となる集束型体外衝撃波と,表層から放射状に減衰する拡散型圧力波の2種類の治療器がある。いずれの治療器においても難治性の上腕骨外側・内側上顆炎に対して比較的良好な臨床成績が得られており,手術治療を検討する前に外来で安全に実施可能な有効な保存治療の選択肢の1つと考えられる。
Copyright © 2024, MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.