特集 偽関節治療のエキスパートを目指そう
Exchange nailingを用いた偽関節治療
井上 尚美
1
1医療法人徳洲会仙台徳洲会病院
キーワード:
Exchange nailing
,
髄内釘骨接合術(intramedullary nailing)
,
偽関節(pseudoarthrosis)
,
骨癒合不全(nonunion)
,
骨癒合遷延(delayed union)
Keyword:
Exchange nailing
,
髄内釘骨接合術(intramedullary nailing)
,
偽関節(pseudoarthrosis)
,
骨癒合不全(nonunion)
,
骨癒合遷延(delayed union)
pp.1227-1242
発行日 2023年11月19日
Published Date 2023/11/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001584
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Exchange nailingは,長管骨骨折に対する骨接合術後の偽関節に対してよい適応である。Exchange nailingでは,術前画像評価より偽関節の評価を行い,髄内リーミングによる新鮮化に加えて,併用手術(decortication,chipping,骨移植術)の要否を検討する。また,使用するインプラントの選択(横止めスクリューの本数,挿入角度,制動機構)と髄内釘骨接合術(blocking wire,poller screw)の手技を熟知していることも重要である。
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