特集 レジデントが知るべき整形外科基本手技
Ⅲ.整形外科における基本手技
創処置および筋・筋膜・腱縫合
善家 雄吉
1
,
酒井 昭典
2
1産業医科大学病院救急科・四肢外傷センター
2産業医科大学整形外科学教室
キーワード:
創洗浄(wound washing)
,
デブリドマン(debridement)
,
腱縫合(tendon suture)
Keyword:
創洗浄(wound washing)
,
デブリドマン(debridement)
,
腱縫合(tendon suture)
pp.134-145
発行日 2022年4月1日
Published Date 2022/4/1
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000985
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創処置は,まず洗浄・デブリドマンの基本を理解する必要があり,外傷創を外科創へ変えることが重要である。
デブリドマンは,辺縁から中心へ,浅層から深層へと系統立てて行うことが基本である。
筋縫合は,確実なデブリドマンの後,縫合方法を工夫して行う必要がある。
腱縫合に関しては,特に愛護的(atraumatic)な操作にこだわり,術後の腱周囲との癒着を発生させないように心掛ける。
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