特集 発育性股関節形成不全の基礎と臨床
遺残性亜脱臼・臼蓋形成不全に対する手術療法の実際
及川 泰宏
1
1千葉県こども病院整形外科
キーワード:
発育性股関節形成不全(developmental dysplasia of the hip;DDH)
,
遺残性亜脱臼(residual subluxation)
,
臼蓋形成不全(hip dysplasia)
,
Salter法(Salter method)
Keyword:
発育性股関節形成不全(developmental dysplasia of the hip;DDH)
,
遺残性亜脱臼(residual subluxation)
,
臼蓋形成不全(hip dysplasia)
,
Salter法(Salter method)
pp.426-433
発行日 2022年4月19日
Published Date 2022/4/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000953
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発育性股関節形成不全(脱臼)の整復後に遺残した亜脱臼・臼蓋形成不全に対する補正手術として,Salter法とその成績について解説する。Salter法の手術適応は就学前,臼蓋角30°以上としている。Salter原法と同様人工骨を用いたSalter変法や骨移植を要さないSalter法が報告されているが,いずれも良好な手術成績を得られている。
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