症例と治験
変形性股関節症に対する外来保存療法にて改善した症例について-画像所見を中心に-
高桑 昌幸
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1高桑整形外科永山クリニック院長/旭川医科大学整形外科学講座客員講師
キーワード:
変形性股関節症(hip osteoarthritis)
,
保存療法(conservative therapy)
,
画像所見(graphic point)
Keyword:
変形性股関節症(hip osteoarthritis)
,
保存療法(conservative therapy)
,
画像所見(graphic point)
pp.302-311
発行日 2022年3月19日
Published Date 2022/3/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000923
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筆者が長年経験してきた変形性股関節症の外来保存療法で良好な経過を示した症例について,画像所見を中心に報告する。片側例で増殖性変化を見逃さないこと,骨粗鬆症例では骨強度を上げること,寛骨臼の被覆とともに頚体角から内反股,外反股も観察するなど保存療法中の画像推移には特徴があり,その特徴を念頭に治療計画を考えることが重要である。〔※要旨は第6回北海道若手股関節医を育てる会(日整会教育研修講演認定)において講演した。〕
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