特集 変形性足関節症の臨床
人工足関節置換術後の再置換術について
森田 成紀
1
,
田中 康仁
2
1平成記念病院整形外科
2奈良県立医科大学整形外科学教室
キーワード:
人工足関節置換術(total ankle arthroplasty;TAA)
,
再置換術(revision surgery)
,
人工距骨併用人工足関節置換術(combined TAA)
Keyword:
人工足関節置換術(total ankle arthroplasty;TAA)
,
再置換術(revision surgery)
,
人工距骨併用人工足関節置換術(combined TAA)
pp.88-93
発行日 2022年1月19日
Published Date 2022/1/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000872
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近年,人工足関節置換術(total ankle arthroplasty;TAA)の実施件数が増えてきており,それとともに術後に再置換術を要する症例も増えつつあると考える。特に距骨に著明な圧潰を生じる症例では,単純な再置換術が困難なことが多い。当科では独自に開発したアルミナセラミック製人工距骨を併用したcombined TAAにて再置換術を実施し,良好な術後成績を報告している。今回はTAA後の再置換術について,combined TAAを中心に述べる。
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