特集 野球肩診療の最前線
野球肩 治療のアルゴリズム
森原 徹
1,2
,
松井 知之
1
1丸太町リハビリテーションクリニック
2京都府立医科大学整形外科
キーワード:
治療法(therapy)
,
リハビリテーション(rehabilitation)
,
野球(baseball)
Keyword:
治療法(therapy)
,
リハビリテーション(rehabilitation)
,
野球(baseball)
pp.1006-1013
発行日 2021年10月19日
Published Date 2021/10/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000745
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投球障害選手の治療では,早期競技復帰が重要である。治療法の選択として,保存療法か手術療法かの見極めをできるだけ早期に行う必要がある。保存療法の場合には,まずは全身即時調整法で患部外からの影響を取り除き,それでも改善しない場合には患部へのアプローチを実施する。治療方針決定に役立つ診察室でのスクリーニングテストおよびリハビリテーションでの全身即時調整法,患部への評価について解説し,投球障害治療のプロセスを紹介する。
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