特集 期変形性膝関節症の診断と治療
MRIでみる早期変形性膝関節症の病態
羽田 晋之介
1,2
,
金子 晴香
1
,
石島 旨章
1
1順天堂大学大学院医学研究科整形外科・運動器医学
2東京労災病院整形外科
キーワード:
早期変形性膝関節症(early stage knee osteoarthritis)
,
骨棘(osteophyte)
,
半月板逸脱(meniscal extrusion)
Keyword:
早期変形性膝関節症(early stage knee osteoarthritis)
,
骨棘(osteophyte)
,
半月板逸脱(meniscal extrusion)
pp.695-702
発行日 2021年7月19日
Published Date 2021/7/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000682
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変形性膝関節症(knee osteoarthritis;膝OA)に対する早期治療の確立を目指して,近年は膝OAの早期病態への関心が大きくなっており,特にMRIを用いた研究が盛んに行われている。本稿では,早期膝OAにおけるMRI所見のなかから内側半月板逸脱の病態を中心に,これまでに明らかとなっている知見や,筆者らが行ってきたT2 mapping法を応用した病態解析の結果を交えて概説する。
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