特集 整形外科医にとって必須のリハビリテーション
可動域練習,筋力増強練習の原理と適応,応用
片岡 晶志
1
,
坪内 優太
2
,
川上 健二
1
,
髙瀬 良太
2
,
片岡 高志
2
,
池田 真一
3
,
津村 弘
3
1大分大学福祉健康科学部理学療法コース
2大分大学医学部附属病院リハビリテーション部
3大分大学医学部整形外科学教室
キーワード:
可動域(range of motion;ROM)
,
拘縮(contracture)
,
筋萎縮(amyotrophy)
,
サルコペニア(sarcopenia)
Keyword:
可動域(range of motion;ROM)
,
拘縮(contracture)
,
筋萎縮(amyotrophy)
,
サルコペニア(sarcopenia)
pp.615-622
発行日 2021年6月19日
Published Date 2021/6/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000655
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筋力,関節可動域,バランス(深部感覚)は運動器に必須のものであり,どれが欠けてもADL(activities of daily living)に大きな影響を及ぼす。筋力に関して,最も身近なものは廃用性筋萎縮を連想する。極端なものとしては脊髄損傷患者の下肢を連想する。関節可動域制限では,凍結肩や脳卒中などの神経筋疾患を連想する。いずれにしても,筋力,関節可動域に関する領域は運動器を扱う医師にとって必須であり,深く学ぶ必要がある。
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