特集 外傷性肩関節前方不安定症の治療戦略
コリジョンアスリートの外傷性肩関節前方不安定症に対する治療戦略③ 直視下Latarjet法
田中 誠人
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1第二大阪警察病院スポーツ医学センター
キーワード:
Latarjet法(Latarjet procedure)
,
コリジョンアスリート(collision athletes)
,
骨癒合率(bone union rate)
,
烏口突起骨吸収(bone resorption)
Keyword:
Latarjet法(Latarjet procedure)
,
コリジョンアスリート(collision athletes)
,
骨癒合率(bone union rate)
,
烏口突起骨吸収(bone resorption)
pp.1084-1091
発行日 2020年10月19日
Published Date 2020/10/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000399
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烏口突起移行術の一つであるLatarjet法は切離した烏口突起を肩甲骨関節窩前面にlaying positionで設置し2本のスクリューで固定する手法である。最大のメリットは骨癒合率の高さであり,烏口突起移行術最大の制動を生むとされるsling effectを確実に期待できる手法と考える。しかしながら,術後成績に影響を与える懸念材料もあり,Bristow法と比較検討しながら紹介する。
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